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灘中受験を、関東の進学塾は奨励しているか

灘中に合格して辞退する人が毎年いるということは、関東などから受験しにきて結局灘中以外の学校への進学を選ぶ人たちがいるということです。

関東の最難関校などを第1志望としているのであれば、本命校の入試直前に灘中受験のために関西まで往復するということは、交通費・宿泊費も結構な額になるだけでなく、時間も労力もかなり費やすことになります。
再度試験をすれば順位が入れ替わると言われるほど互角な実力を持った子たちの中での関西最難関校受験ですから、よほど実力があっても、関東の本命校入試の前に合格をとってプラスの気分になれるという保証はなく、かえって本命校受験によくない影響を及ぼすリスクもあります。

それでも力試しとして受験しに来る人はいるかもしれませんが、関東の本命校の入試日に何かあって予定外で点が取れず不合格となったときのための押さえとしておく場合もあるかもしれませんし、両方合格してからどちらに進学するか考えるということもあるかもしれません。特に東日本大震災での原発事故の影響が騒がれた頃は、灘中に合格すればこれを縁として関西に引っ越そうと考える人がそれまでよりも多くなるのではないかということも考えられました。

関東の進学塾がどれだけ灘中受験を勧めるか、どのような意図で勧めるかについては、すべてを把握してはいませんが、関東の大手進学塾から灘中に入学したお友達の例では、お子さんが灘中を受けたいと申し出た時、塾の先生から言われたことは、灘中に入学する気があるならば受験しに行きなさい、ということだったそうです。

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灘中に合格して辞退する子

とても優秀で灘中合格確実と言われながら、家からの距離や校風が気に入っているなどの理由で、偏差値表にとらわれず灘中ではなく他の学校に行きたい、と決めている子もいます。本当に灘中合格が確実であるほど優秀であり、その子の行きたい学校と試験日程が重ならないならば、所属する塾にもよると思いますが、ぜひとも灘中を受験するようにと、塾の先生から強く勧められるわけです。行きたい学校の合格発表が灘中の入学手続き日よりも前であれば、灘中に合格しても入学金・施設費を納める前に辞退します。

遠方に住んでいて地元の中学に進学するつもりでありながら、優秀であるため力試しとして灘中にチャレンジするという人もいます。中には、合格しても辞退するつもりでいたものの、いざ合格するとやはり通いたくなって、辞退せず引っ越して入学した人もいると聞いたことがあります。

関東に住んでいて、開成や筑駒を受験予定で、どちらも合格した場合は引っ越さずにすむほうを選ぶつもりという場合は、先に入試の行われる灘中に合格したら押さえとして入学金(25万円)+施設費(25万円)を振り込んでおき、その後、開成や筑駒の合格を確認してから、辞退することになるでしょう。
灘中は2月28日までに辞退すれば施設費のみ返金することになっていますが、28日まで待たず、決定した時点でなるべく早く辞退の意思を伝えることを要望しています。
開成の合格発表が2月3日、筑波大付属駒場の合格発表が2月5日ですが、それぞれの入学手続の頃までどちらにするか迷う人もいるのか、平成25年度は2月22日頃まで灘中の入学辞退者の数が確定しなかったようです。

参考記事: 
灘中の繰り上げ合格


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灘中受験 練習受験の意義とリスク

関西在住で灘中を受験する場合は、入試の雰囲気に慣れるため、岡山白陵を受験することが多いです。岡山白陵では兵庫県統一入試日の2週間くらい前に入試が行われます。

入試とは本来その学校に入学するための試験であることを考え、合格しても行かないと分かっている学校を受験することはためらうご家庭もあります。日程の関係で自然と練習受験をする人が多くなったのかもしれませんが、岡山白陵に限っては、専願受験を原則としつつ入試練習の場を提供して下さっている面もあると割り切って受験させていただいてもよいような雰囲気があります。塾での入試直前の模試では、入試に近い雰囲気で実施するために教室を貸して下さる中学校もあります。それと同様に、本物の入試を体験できる機会を下さっていると考えてよいかとも思うのです。

他にも兵庫県統一入試日以前に受験できる学校はあるのですが、会場はその学校だけではなく学校から離れた主要都市のビルとなります。塾の激励により本番入試の雰囲気は味わえるものの、会場となる建物は学校ではないので、中学校の教室での入試に慣れるというメリットはありません。学校から離れた地でも出張入試を行うこれらの学校は寮も完備しており、学校側の意図としては練習受験の場を提供すると同時に、遠方からも優秀な子を集めることにあると思います。中学校の教室を会場としないという意味で練習としての価値は小さいのに、本番直前の貴重な時間を使ってこうした学校を受験するということは、試験慣れするためだけでなく、万が一の場合はこちらに入学する可能性も考えるということです。

学校により試験の傾向はそれぞれ異なります。第一志望校に思い入れがあるなら、練習受験は最小限にとどめ、第一志望校の入試に合わせた勉強に集中するほうが得策です。

本番入試の直前の練習受験で不合格となっては自信を失ってしまう恐れがあります。
万が一の場合は、本番にひびかないよう精神的なフォローが必要になるでしょう。


関連記事   灘校には寮はなく下宿があるわけ

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灘中の繰り上げ合格

灘中に合格しても、開成や筑駒など別の学校に合格したり、遠方からの受験でやはり通えないと判断したりで、辞退する人が毎年何人かいらっしゃいます。そのため、繰り上げ合格が生じます。多い時では7点まで繰り上がったことがあると聞いたように思いますが、平成25年度は1点だけでした。

募集人員180名に対して、例年、辞退者を予測して25~30名上乗せの205~210名が合格となっています。辞退者がその上乗せ分よりも多くなり合格者のうち入学希望者が180名未満となった場合、当初の合格最低点の次の点数から、同点グループ毎に校長先生がお電話をして入学の意思を確認し、180人台になるように調整するのだそうです。

平成25年度は合格発表の時点での合格者が42名上乗せの222名と例年より多かったので、43名以上が辞退しなければ繰り上げはないことになり、繰り上げがまったくないことも予想されました。結局、合格発表から1カ月経って1点だけ繰り上がったようです。

上乗せ合格が多かった場合、辞退者が少なければ本来の募集人員を超えてしまうのでは?という心配もありますが、学校側としては、できるだけ合格発表当日の合格者を入学者としたいという意図なのではないかと思います。

繰り上げがあるとしても、連絡があるまでかなり長い日数、気を揉みながら待つことになります。そして、繰り上げの連絡をもらえるとは限りません。

繰り上げはないものとして試験に挑むのがよいように思います。

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灘・開成・筑駒を併願する?

灘の入試は、兵庫県統一入試日で1月半ばの土日。開成は2月1日、筑駒は2月3日ですから、3校とも受験することはできます。
関東の優秀なお子さんにとっては灘の入試が入試練習の機会となるのかもしれませんし、灘に合格しても開成・筑駒は不合格となって灘に入学することもあり得ます。灘に合格したら関西に引っ越そうというお考えの方もいらっしゃると思います。
関西から、灘に合格した後で開成を受験しに行く人たちは、受験勉強の締めくくりも兼ねて、この機会に東京に行ってみたいというのもあるようです。
受験生のご家庭それぞれの思惑があり、合格すればお世話になった塾の合格実績にも貢献でき、中学校にとっても受験料による収入が増えるというメリットはあると思うのですが、入試とは入学資格を得るための試験であるという趣旨を考えると、合格したら入学するという可能性を前提として受験するならばよいのですが、合格というステータスを得るだけのために受験するのであれば、私は感心できません。
小学生の頃から灘に対する愛校心でいっぱいだった息子は、灘以外の学校の入学試験を受けることにまったく関心がありませんでした。

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Author:sapphire  灘中を目指すお子さんをサポートする親御さんに参考にしていただくことを願って作りました。息子はすでに灘を卒業して東大生となり、灘校情報の更新は今後ほとんどないと思われますが、過去の記事を引き続き参考にしていただければと思います。今後は1ヶ月に1度はなんらかの更新をしていきます。 他のルートからでも入手可能な情報や、ちょっとした記事は、どなたでもご覧いただけます。 灘中受験への取り組み・心構え、その他、個人的な事情や考え方も含まれる記事は、本当に役立てたい方だけに読んでいただきたく、有料限定記事(ブロマガ)とさせていただいております。一部の記事を除きFC2規定の最低価格100円とし、有料に見合ったボリューム・内容を心がけています。

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